― オールスターでのホームランダービー優勝、おめでとうございます。
「ありがとうございます。出て良かったっすね」
― 何が良かったのですか。
「合わせて振ってしまう部分があったので。引っ張れるタイミングのボールはしっかり引っ張ることが大事なんだということを、改めて感じました」
― オースティン選手(横浜DeNA)にバッティングの話を聞いていましたが、近藤選手でも聞くことがあるのですね。
「オースティンはすごいバッターですし、本当にいいバッティングをしているなと思って見ていたので、聞きました」
― 前からずっと見ていたのですか。
「交流戦で打たれていますし、ちょっとレベルが違うなと」
― 近藤選手から見て、どこが違うのでしょうか。
「タイミングの取り方が静かというか。少ない動き、小さい動きでなおかつ、強い打球が打てるバッターです。ピッチャーマウンドからホームベースまでの18.44メートルを、オースティン選手は長く使えているのかなと思います」
― オースティン選手のように打てることが理想ですか。
「ああやって打てるようになるのが理想なので、試す価値はあるのかなと」
― 後ろの手(左手)の使い方を聞いたそうですね。
「そこは結構共通する部分がありましたし、オースティンから『もうお前はできているよ』と言ってもらえました」
― 昨日の試合では、それを実践した部分もあったのでしょうか。
「練習までですね。試合ではピッチャーとの勝負になるので、タイミングを取ることが最優先になります。まだ実戦でいけるほどではないので、練習では意識してやるようにしています」