― 今シーズンは初めての1軍を経験しましたが、この1年はどんなシーズンでしたか。
「去年はケガで1年間棒に振りましたので、今年はまずはケガをしないことを目標に春季キャンプをスタートしました。自分のプランとしては、夏場に1軍に上がれたらいいなと思ったのですが、思い描いた通りとはいきませんでしたが終盤に1軍に上がることができました。そこで初ヒットも初ホームランも打てたので、いい経験ができた1年だったと思います」
― 今シーズンのよかったところは、どんなところですか。
「春季キャンプで新しいことを取り入れました。それを最後までやり遂げて、それが結果にもつながってくれたので、そこはよかった点です」
― 新しく取り組んだこととは、具体的にどんなことですか。
「バッティングの感覚の部分です。最初はうまくいかなくてしんどい時もあったのですが、やり続けたことで結果につながったので、よかったです」
― それは長打を求めたからですか。コンタクト率を求めたからですか。
「コンタクト率です」
― 先ほども言っていたように、初ヒット、初ホームランが出ましたが、1軍のピッチャーはどうでしたか。
「コントロールが違います。ボールから入ってこないので打者が有利なカウントが作りづらいです。そこが一番違います」
― 厳しいコースに投げ分けられる感じでしょうか。
「もちろんボールの質はいいですけど、そこまで2軍の時との違いは感じませんでした」