クローズアップ
責任と自覚

開幕からの不調
復調できたのは2人の存在

― 今シーズンここまでいかがですか。

「最初の山がデカかったです」

― 最初は苦しみから始まりましたね。

「長かったです」

― 打てない時期はしんどかったですか。

「打てないことがしんどかったです。しかもチームは勝っていたので、みんなに置いていかれているというのもしんどいなと思っていました」

― 自分の状態が悪くてチームも勝ってない方が、もっとしんどかったのではないでしょうか。

「たしかに。負けていた方がもっとしんどかったかもしれませんね」

― 調子が上がらない時に、素振りがしっくりこないと言っていましたよね。

「気持ち悪かったです。去年ですかね。強く振ってもスイングが鈍くて変だなと。力の入れどころが分からなくなっていました」

― それが近藤選手と山川選手のおかげで元に戻ったと言っていました。

「2人に見てもらえて元に戻ることができました。時間がかかりましたけどね」

― その2人に「外から見た栗原はこうだよ」と言われたそうですが、それを言われた時はしっくりきたのですか。

「うまく戻せなかったというか。変になっていることにフォーカスができなかった感じです。変になったのは、 反対方向にヒットを打ちたい、反対方向に大きい当たりを打ちたい。そうしないと打率が残らないんじゃないか、打てないんじゃないかとか考えた出した時に、おかしくなり始めました。その時はおかしくなると思っていなかったのですが…」

― よくなりなくてやったことですよね。

「バッティング練習でもそんなに悪いとも思ってなかったのですが、そこも今思えばおかしかったなと思います」

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